「 育成の重要性について 」

今日、明治安田J1リーグ第38節をもって、Jリーグ1・2・3の全日程が終了しました。

各クラブの選手、スタッフの皆さん、1年間お疲れ様でした。

2024年度のJリーグGK選手登録は249人でした。

(2種登録、GKコーチの登録?ひとりも含む)

平均身長は185.86cm、平均体重は79.4kgです。

以下は、最終節各Jリーグ30試合に自クラブ出身のGKが出場した選手たちです:

柏 – 松本健太

FC東京 – 野沢大志ブランドン

マリノス – 飯倉大樹

広島 – 大迫啓介

金沢 – 上田樹

(敬称略)

J1、2、3、合わせて60クラブの中で、自クラブ出身のGKが出場したのは上記の5名です。

広島の大迫啓介選手のように、鹿児島の中学生時代から複数のJクラブの争奪戦があり、ユースから広島に所属し、エースGKとして優勝争いをするチームで活躍していることは理想的な育成の形と言えるでしょう。

常勝チームだった鹿島の曽ヶ端準選手が育成出身で多くのタイトルを獲得したように、プロクラブの育成からトップまでの繋がりがあり、さらにタイトルを獲得することが重要です。

現浦和の西川周作選手が大分から広島-浦和へとビッグクラブににステップアップしたように、また高丘陽平選手が横浜FCから鳥栖・マリノス・バンクーバーへと移籍したことも、育成の理想的な流れと言えるでしょう。

また、鹿島の早川友基選手、長崎の若原智也選手、福島の吉丸絢梓選手、町田の谷晃生選手、ガンバの一森純選手、新潟の小島亨介選手、岐阜の後藤大輝選手、長野の大内一成選手、YSCCの後東尚輝選手、秋田の山田元気選手など、育ったクラブとは異なるクラブで試合に出場している選手たちも多く見られます。

プロリーグで試合に出ることは非常に大事なステップですが、自クラブのトップチームのオーダーに応えられなかったのか、そもそも求められているものと合致していないのか疑問が残ります。また、クラブによっては、他のクラブや高校、大学で育った選手を呼ぶしかないケースもあるでしょう。

トップチームに昇格しましたが、試合には絡めていない選手もいます。(他クラブのサポーターは、相手チームの3番手や4番手の選手について知らないことが多いです。)

果たして、それが本当にクラブが求めている育成の形なのでしょうか

逆に、同じクラブのエースGKが同じ育成出身の選手を押し出すケースならば、これはクラブとしてはエースGK +αなのでむしろ良好であると言えるでしょう。 以前のマリノスのように現マリノスTOPチームアシスタントGKコーチの榎本哲也元選手と飯倉大樹選手、そして湘南で活躍した秋元陽太選手のように同時期にJ1でエースGKとなるような選手が重なったことで他のクラブで活躍し、自分が育ったマリノスとルヴァンカップの決勝でどちらが勝っても育成出身のGKという形から湘南で恩返し優勝するケースですね。         じゃぁ自分自身もそれが再現できているというと残念ながらできていません。

現在であれば柏レイソルかFC東京、ガンバ大阪であればそういったものも見れるかもしれませんね。

海外のクラブで活躍し、代表のエースGKとなった鈴木ザイオン選手や、オリンピックで活躍した小久保レオブライアン選手は、素晴らしい才能を持つ選手です。

鈴木ザイオン選手は浦和で西川選手からポジションを奪えなかったのですが、これは彼がまだ若い時期にあったタイミングの影響もあります。一方、小久保レオブライアン選手はストレートでベンフィカへその後フェンロに移籍しました。欧州のクラブは彼らのような素材を高く評価しており、少しでも早い段階で欧州でのプレーをさせることが成長を促し、活躍の機会を長くすることにつながると考えています。

このように、欧州のクラブはGKだけでなく、フィールドプレイヤーもU-18の段階からターゲットにしており、「素材は良いが、まだ磨かれていない」と思われている状態であると言えるでしょう。 そういう意味では手放しでは喜べません。

私たちは現状に満足せず、もっと学ばなくてはならないと痛切に感じます。

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